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初めて指摘されたフェリチン定量
先日の血液検査結果の説明が担当医からありました。その時に「フェリチン定量が異常に高い」と指摘されました。
それを聞かされた僕は「?」です。フェリチン定量って何?って感じでした。
医者にはどこか体の中で痛いところとかありませんかと聞かれました。どうやら内臓の炎症などが関係しているようです。そこで自分なりに調べてみました。
フェリチンとは
フェリチンとは要は鉄を貯蔵しておくたんぱくだそうです。フェリチンが体内の鉄を調整してくれているということみたいです。
フェリチンが足りない鉄分を補ってくれているので、血液検査でヘモグロビンなどが正常値でもフェリチンが低いと実は貧血だったということがわかるのです。
多くは肝臓・心臓に含まれていて、血液や他の臓器にも微量に含まれています。
フェリチンが低い場合
フェリチンの数値が低い場合はそのままで貧血です。鉄欠乏性貧血ということになります。放っておくと大変な事になりますので、しっかりとお医者さんと相談して、鉄分を増やしましょう。
フェリチンが高い場合
僕が指摘されたフェリチンの数値が高い場合です。正直調べていくうちに、これは高値が出ている方がよっぽど怖いのではと思い始めました。
まず、血液中には微量しかないはずのフェリチンがなぜ、沢山検出されるのか。それはフェリチンを持っている臓器が損傷したり、炎症を起こすことで血液中に大量に放出されるからです。
考えられる病気としては
- 再生不良貧血
- 心筋梗塞
- 肝炎
- がん
です。
これを読んだとき僕は恐ろしさで震えました。しかも僕は高値ではなく、異常高値ですよ。
再生不良貧血とは血液を作る細胞が減少することにより、白血球や赤血球が減少してしまう難病です。フェリチンが行き場をなくし、血液中で上昇します。
僕のケース
僕の場合です。まず、担当医と話して、可能性があるのは胃の痛みではないかとのことでした。
僕は昨年の初夏のころから慢性的な胃痛に悩まされております。症状は様々で、食後に痛みやむかつきが起きたり、逆に空腹になると痛くなったり、吐き気がしたりと様々です。ただし、だいたい食べ過ぎたり、早食いしたりしたときになります。しかし、1度痛み出すと1週間くらいは痛みや違和感に悩まされます。
それが原因ではないかとのことでした。
家に帰り、過去の血液検査を見直すと、確かに胃が痛み始めて、1~2か月程経った8月辺りから徐々にフェリチン定量の数値が上がり始めています。状況からして、胃で間違いないのではないかなと思います。
他の病気は考えづらく、あるとすればガンかなとは思いますが、後日胃腸科を受診します。結果はまた報告させていただきます。胃カメラやだなー
以上のようにフェリチン定量は隠れ貧血や他の大病を察知できる指標になりますので、健康な人も定期的にフェリチン定量は調べた方がいいと思います。
結局、CTなどの検査を行っても、異常は見つからないということでした。
透析の担当医曰く腎不全が原因の貧血でもフェリチンが異常に高値になることがあるらしく、それからリンを抑える薬であるリオナも鉄が含まれているので、それが原因かもと言うことでした。年齢から考えても重篤な病気があるとは思えないということで、経過観察となりました。