腎不全・人工透析

体重が140㎏以上→100㎏を切って起こる体と周囲の変化。そもそもこんなに太った理由とは。

太っていく過程で良く聞かれたのが、「気づかなかったの?」でしたね。不思議に自分ではわからないんですよ。なぜ太ったのか。痩せると目に見えて色んな変化がありました。

こんにちは。じんぞーの日記をご覧いただきありがとうございます。じんぞーです。

ワールドカップのベルギー戦に向けて睡眠調整をしています。

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そもそもなぜ、こんなにも太ってしまったのか

体重140㎏オーバーってちょっと普通ではないですよね。

ほんと良くここまで太ったなと自分でも思いますよ(笑)しかし、本人はそんなに自覚ないんですよね。多分、太った人あるあるです。

いくつか要因はあります。1つは食べることが好きだし、もともと体格は良かったですので、デブ素質はあったということですね。というか小太りでした。

さらに結構だらしのない、意思も弱い性格でした。

仕事、生活習慣、お金、ストレス

当時勤めてた会社の上司に言われました

「お前が痩せない理由は意思が弱いとか食べるの好きとかじゃなくて心の問題な気がする。まずは今抱えている悩みとか心配ごとを解決した方がいい」

間違いなくこれが一番の要因でしょう。当時は12~13時間程働き、休みもまともに取れない状況だったり、人員不足など職場状況も悪く。さらに自分の身の振り方などについてもかなり悩んでいました。

しかし、とにかく忙殺され精神状態としては正常ではありませんでした。

その中で唯一の楽しみというか働く意味、生きている意味は食べるためでした。ですから深夜に仕事が終わっても、ジャンクフード爆食い、そしてすぐ寝る。これを繰り返してました。とにかく生活に全くゆとりがありませんでした。

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入院、退社

そんな中、腎不全で入院をして、そのまま退社する事となります。入院している最中、しばらくは「出社しないと、仕込みしないと、シフト作らないと」何度も考えてしまうほど毒されていました。

仕事から離れて、少しずつ解放されていきました。この解放感半端じゃなかったです。むしろ病気で辞められて良かったとまで思ってました。そこで初めて自分の醜態と向き合うわけです。

ゆとりを持って向き合い、どうしていくべきかを考えられました。ダイエットに気を回すことが出来るようになり、運動や食事制限も出来るようになりました。食事制限は強制ですけど・・・

精神論ではどうにもならない事もありますね。ついつい追い込まれたりすると周りが見えなくなってしまいます。体重計にのるなど客観的に自分を見つめる機会がとても大切ですね。

食事制限とウォーキング

約2年前に、腎機能の低下というかほぼ腎機能がなくなって入院しました。その時の体重が142キロでした。

そもそも肥満に加えて、腎臓が働かなくなっていたことにより、摂取した水分をため込みまくりこんな体重になっていました。

そこから退院して、弱った体のリハビリも兼ねて、1日1時間~2時間ほどのウォーキングと普通に透析食を続けて、約2年でもう20キロほど痩せました

特にウォーキング以外は特別な事はしなくても、やはり透析食を真面目に続けていれば、100キロオーバーを維持出来るわけがなく自然に痩せていきました。

今まで何度かダイエットはしてきました。どうしても過度な食事制限をしてしまいます。でもそれは全く意味がないですね。必ずリバウンドしていました。

きちんと計算して、食べるべきものは食べて痩せる事が大切です。

ひと月半の入院でそれまでの食生活から激変し、透析食に変わり、それと溜まりにたまった水分を抜くことで20キロほど減りました

途中、気が緩んでしまい、中だるみしましたが、腎移植の登録をしたことでまた気を引き締めなおしました。

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痩せたことによる変化など

1.いびきを指摘されなくなる

まずはいびきを指摘されなくなります。これは自覚もあります。

かつては、自分のいびきで起きるなんてことはちょくちょくありましたが、今は全くなくなりました。寝ている間いびきをすると口が渇いたりしてわかります。それもなくなりましたね。

それによって、透析中も少し安心して寝れるようになりました。

2.皮が余る

これもよく言われていることですが、皮が余ってしわしわになります。にの腕、おなか、足、などが特にです。これを治すのは手術しかないのですかね?

3.街中で振り返る人がいなくなる

140キロある人なんてそんなにいませんから、当時はおばさん何かがよく、僕をちらちら見たり、振り返られたりしていました。そりゃそうです。

今はほとんど、とういうか全く振り返る人はいなくなりました。

バスなんかでも、二人掛けのイスに座っていても、隣に人が座ってくるようになりました。以前では考えられません。母はいまだに暑苦しいと言っていきます。

4.こんなところに血管があるんだ!という発見

実はこんなところにも血管が通っていたのか!という発見があります。脂肪が減ることで血管が浮き出てきます。それは結構うれしかったですね。

足や腕の血管は特にですね。

5.体の骨格ってこんなにごつごつしてたんだ!という発見

長い間丸かったので(今も丸いですが・・)人間の骨格は丸いと勘違いしていました(笑)

脂肪が取れてきて、骨格が現れてくるようになります。そうすると、自分の骨格ってごつごつしていたのねと発見します。

6.体が洗いやすい

全体の肉、特に胴体の肉が取れますと、体が洗いやすくなります。それと同じ理由で自分の股間も見ることができるようになります(笑)

7.でぶいじりされなくなる

かつては飲食店に行くと、店のおじさんから「大盛りにしなくていいの」とか他の客に「それじゃ、足りないでしょ」とかほざかれてましたが、今はそういったいじりはなくなりました。

体が軽くなったでしょ?とよく聞かれますが、あまり感じません。まだまだ肉はついてますしね。

これからも頑張って、腎移植が可能な体重まで持っていきたいと思います!

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